思索記

ものを考える。詩。

リハビリ

脳みそのリハビリ、書きたくて書くのではなく、書くために書く。歩きたくて歩くのではなく、歩くために歩くように。すでに読みづらい文章になっている。文法が整っていないからだろうか、それとも、と書いて言葉が続かない。脳みそにモヤがかかっているよう…

生還

人が泣くのは、魂が震えるからだ、と思う。 悲しいことがあったわけでも、嬉しいことがあったわけでもないはずの、なんてことのない瞬間に涙が流れてしまうとき、また、それが頻繁に繰り返されたとき、本やインターネットが「ストレス過多で鬱傾向の症状」だ…

今日はいい夜ダ

かねがね、金がねえこと 誰彼構わずバレバレ さて、はて、もうバテバテの崖っぷちだね やれやれ、遠い晴々 ちょっと待て待て、 今日はいい夜ダ

発想の備忘録

・ステージで演奏することの意味の決定 ストーリーの提示、パフォーム、その語源と現在、私はどうか、あの人はどうか ・幸せの主導権を自分で握る 楽しめる将棋と楽しめない将棋/自分の打つ手に目標を持たせる ・環境と自分 自己の自己保全 ・「抑うつ」「落…

人間の文法 - 2 全体像

______________________________ 「人間の文法 - 1 人間の文法とは」はこちら https://syotaro-nakahara-gg.hatenablog.com/entry/2023/08/18/194217 ______________________________ 人生を文章に例えると、時間は段落のように区切りを…

うんこ

望まなくても生まれる 望まれなくても生まれる あんまり生まれてこないと すごく望まれたりもする たまに悪さをする クサイ キタナイ 綺麗なうんこもある 小さすぎても大きすぎても 柔らかすぎても硬すぎてもよくない 丁度いいうんこがいい 調子が悪い日も水…

人間の文法 - 1 人間の文法とは

美しい日本語を話せるようになりたいと思った。聞いていて意味が伝わりやすく、はっきりとしていて、リズムがあり、響きがある。本当は僕は日本語を知らない。識字し口語を扱えるだけでは、日本語が話せることを意味しない。日本語を使用しているのではなく…

約束

「そうだった」と揺り戻される僕の皮膚と、脂肪と、血管と心臓、五臓と六腑が「忘れていたでしょ」と叫んだ。もう何回も裏切っているのに待っていてくれている僕のすべて。遠回りしても死ぬ時にはここにいたい。音楽

束の間の平和

「ふと足元を見ると」と小説の一節にあるもの。カラオケでオールして騒ぐ学生の深夜4:50の虚無。「あの人帰っちゃったのに私今何してるんだろう」。台風の目。ミシンの呼吸。それたちと僕たちの平和、或いは僕の平和。束の間

6月は水無月というらしい

僕の職場の壁にはカレンダーがあって、そこには日本語で月の名前が書かれている。日本語のそれは和風月名と呼ぶらしい。今月は水無月と書かれている。梅雨の時期なのに、どうして水の無い月と呼ぶのか不思議に思った。だから、現代人よろしく簡単に調べられ…

サツキも中盤!JPに泣いた若輩のバカ

やらなければならないことを先に伸ばして三千里、思えば遠くきたもんだ、腹をすかして飯を食らって、ソファをめがけて背面ジャンプ。人生を四半世紀生き伸ばしても、曲線は緩やかに下降していくだけなのかもしれない、そう自らを悲劇に語るおっさんに片足突…

音が起こること

ライブをした。生活が全て出る。また、しょうもない歌も、歌っちまった。しょうもない人生、生きてるカラダ。ライブ中、チューニングはおかしくなってしまった、アンプに繋いだ電気信号が途切れてしまった、けれど、音が起こることはすなわち、自然の中にあ…

遠征記 - TOONICE編 3

______________________________ 遠征記 TOONICE編 1 はこちら https://syotaro-nakahara-gg.hatenablog.com/entry/2023/03/14/023545 遠征記 TOONICE編 2はこちら https://syotaro-nakahara-gg.hatenablog.com/entry/2023/03/15/204137 ____…

遠征記 - TOONICE編 2

______________________________ 遠征記 TOONICE編 1 はこちら https://syotaro-nakahara-gg.hatenablog.com/entry/2023/03/14/023545 ______________________________ 僕の上着にはペットボトルも入るくらいに大きなポケットが、左右に…

遠征記 - TOONICE編 1

TOONICEというライブハウスは高松にあり、今月、僕はそこでライブをした。高松は四国で香川だとは知っていたけれど、四国のどこで(右上、右下、左上、左下のどこかだ!)、どんなところなのかはよく知らなかった。僕は兵庫県より西に行ったことがなく、中国、…

別れ

「春になれば、桜が咲くから」 うつむいたまま、君をそう言ったね。 僕は 「そうだね」 としか、言えなかった。

斜めから見たら手前側の上の下、 明るい白灯のそのねもと、 ひっそりと影はそこにいる スイッチ押すと、簡単に消える 光のあとをついて、影も消えてしまうような気がするけれど、 本当に消えているかは、わからない 100円玉の裏側みたい その影はきれいなグ…

右側

身体の中心に真っ直ぐ線を引いたら、 その右側と左側できっと全然違っている 2次元人は食べたもの口から出すしかないんだって。 身体の中心に真っ直ぐ線を引いたら 簡単にスイッチ、押すだけ ペコペコと切り替わるようになった 難しいことは左側に 気持ちい…

気合を入れたらきっと

うだつの上がらない休日の始まりは、いつものことだ、と、いつからか考えなくなってしまった。何時に起きて、何をして、何を食べて、今に至るのか、わからない日が続いている。お腹が空いたので、冷蔵庫や戸棚を開け閉めしたが、手頃な食事が見当たらず、と…

てくてく

お母さんがすこし先を歩くから、私は早足で追いかけた。影が変な方向に伸びることがおかしくて、気になったのだけれど、お母さんの背中が遠くて、あきらめた。大人になったら、考えることにする。

鏡を見ることが少なくなった。スマートフォンばかり見ている。良い加減にしたい。音のある生活はどこへ行ったのか!どこへも行ってはいないのさ、ここにある。幸せの四葉のクローバー、種子はいつでも降り注いでいるのだが、育つ準備をしているものの、その…

Hey!

Hey! 三つ葉 の クローバー 校庭からすこし離れたところ 友達がネズミの、死骸で、笑ってた よ ヘイ、ヘイ 夕暮れには蜘蛛が 蟻が、ゆるりぞろりぬるりと 持って行ってしまうだろうから 大丈夫 コジマの電気が付く瞬間を 見逃さないようにしようね ヘヘイヘイ

25歳

早生まれだから、同級生に追いつくのが少し遅い。私もようやく25歳になった。「私」と自称することに違和感がある。大人ぶってるみたいで気持ちわりー。少し前はそんなことなかった気がするのにな。精神が後退している。「精神が後退している」の馬鹿っぽさ…

24歳

人生の都合、歳上の他人と話す機会が多かった。17歳の頃からそんな風だったから、会う大人、会う大人に「若い!」と言われた。最初は年齢より大人に見られていて、「そんなに若いとは思わなかった、大人びてるね」と言われてるんだと思って、なんだか嬉しい…

エンターテイメントについて

憂鬱な気分を言い訳にしてうちに引きこもることが自分の性分だと認めたくはないが、手前勝手にそのように振る舞うことで、掴めていたはずのたくさんの何かや誰かが、確かに僕の手をすり抜けて落ちていった。根底のナルシズムと向き合うことは怖い。弱いまま…

よくよう

よく欲に囚われて 両翼に醤油が飛び散った ごわごわになるまで洗濯して 選択して その先には何もないよって教えてくれた全ての物語を素通りする 加速してブレーキ 擦り切れてもう止まることもできない 「勝手だ。」 置いていかれる 鼻歌も歌えなくなった そ…

映画の切れ端

映画の切れ端 強がってつむぐ フィルムが擦り切れるまで 何度も繰り返す ソウゾウの産物 息をしてるのなら あなたも。 それでは到底届かない場所へ 先を行く人 きっと僕より早く死ぬ 抜かしていく人 きっと僕より長生きする 同じ道路水平線 釣り針が引っかか…

皮剥いて

皮剥いて 皮剥いて 剥いて たまねぎみたい みんな隠しているけれど 僕とおんなじ 調理してくれたらいいね あはははは 笑って誤魔化す ピエロに敬礼をおくる どこまでも続く線路 私の隣に誰かがいなくても 笑っていられたらいいね

しょうもねえ歌うたっちまった

しょうもねえ歌歌っちまった。しょうもない人生生きてるからだ。お酒を飲むと腰の付け根が痛くなる。セイコーマート、最後の一個のホットシェフ、お前は本当に最高だなあ、ひきつって笑う頬。もうすぐ春が来るって匂いがするけれど、アスファルトの固さに気…

鬱について

*鬱は心の風邪なんて言わせない。 複数の異なる具体が共通に帰結する場合、私たちはその現象に名前をつけて扱う。「鬱」もそのひとつである。夫が交通事故で死に、鬱になる。学校でいじめに遭って、鬱になる。抱えきれない仕事に追われて、鬱になる。直属の…