思索記

ものを考える。詩。

2019-01-01から1年間の記事一覧

焦げた茶色

緩やかなオレンジ色のLEDがテーブルの上を照らしている オレンジ色のペンでは喜んで反射した 他のペンはケースの中だ 散乱するは、緑と茶色 緑は落ち着いている 混ざらずに、共存している 調和ではなく、決別している そうしたなかでの共存だ 茶色はどうだ …

馬鹿にされるとイライラするのは何故か。を考える

【なぜ考えるか】 私はイライラすることがある。多くの人も同じようにそうだと思う。今日もバイトでイライラすることがあった。あるお客様が会話中に、急に舐めた態度を取るようになったことに腹を立ててしまった。 「舐められている」 「馬鹿にされている」…

憂鬱、を考える

【なぜ憂鬱を考えるのか】 憂鬱な気分と怠惰にまみれ、自責の念を言い訳に、生活が酷い有り様である。 最近どころか、何度も繰り返しているので、物心ついてからずっと憂鬱な気分であるとも言える。 寝る、タバコを吸う、だらだらとSNSやYouTubeに浸る、歯を…

快楽の奴隷にならない

自由という言葉が好きで 自由とはどういうことをいうのかなど、よく考える、 自由とは簡潔に言うと規則への裁量権である。 何にも縛られていない、なんでもできる状況において、ルールを作ること これが自由である。 自由において大切なのはコントロールとい…

人として生きるを考える

人として生きることには、2つの側面がある。 人は豊かに生きようとしている。 豊かに、生きるというのは 「豊か」を求めることと 「生きる」を維持すること この2つの作業に分かれる。 まずは生物として生きなくてはいけない。 生きるを維持する。 お金を…

けっこーこけここ、を考えない

こけ??? ここんここここ ぱりぃこ、ろくんば そったらもんは、ピピピのピ。 【「俺 酒強飲める方だぜ??」と強がっているが絶対に嘘だ。なぜわかった?】 A.トイレに顔を突っ込みながら言っていた ズコー! ド・ドドンパ! ニャーンと鳴く猫の 肉球に隠…

方法論よりまず行動、について考える

「うまいやり方ありますか?」 「どうすれば上手になれますか?」 「いい勉強法(or練習法)ありますか?」 などと質問する初学者に対して そんなこと(効率的なやり方)を聞くより先に 行動してしまえ、という考え方がある。 これには確かに理があって 行動して…

能力評価的生き方の不安定性を考える

ボーッとタバコを吸いながら、あらゆる面において自分よりも優れている人間が目の前にいたら、という突飛な考えが浮かんですごく嫌な気持ちになった。 以下の人物を想像してみてほしい。 「自分の得意だと思っていること、考えることかもしれないし、コミュ…

「告白/町田康」読後感

「告白/町田康」は 名古屋で人に勧められて 読もうと思って買って、 それから読まずに放っておいた。 が、今日読んだ。所感を書いておきたいので書く次第。 本の内容について多少なり触れるので 全く新しく読みたいと思っている人は 自分で読んでから戻って…

27歳で死ぬ、を考える

ロックスターは27歳で死ぬらしい 27歳で死なば、ロックスターではない さて、早く死ぬというのはなにか 英雄的な魅力があるようで 「太く短くがいいじゃんか」と口ぶいて 勝手振る舞うを良しとする人もいた かくいう僕も ロックスター、とか、抽象的で掴みど…

「脳はなにかと言い訳をする/池谷裕二」読後感

中学か、高校時代に、「脳の仕組みと科学的勉強法」という本を読んだ。 科学的な見地から、学習するとはどういうことか、どうすれば効果的な学習ができるか。 テストで点数が取れないのは、頭が悪いからなのか? 記憶するとは、どういうことか。 などについ…

言葉、という限られた世界

言葉とは何か、というと 頭の中に浮かんでいるイメージに 名前をつけたもの、だと思う 絵をポンと、書くだけで 言葉よりもたくさん伝わることがある 涙を浮かべて笑う方が 言葉よりたくさん伝わることがある だから、言葉が表現できることは 思っているより…

何もしたくない、を考える

今日も何もしたくない。 尾てい骨の付け根から 背骨を貫いて 怠惰が、 諦めが、 逃避と、 不摂生が、 脳みそまで。 実際に、尾てい骨のあたりに 力が入らないような感覚があって そこから気力やら何やら 僕を僕たらしめるエネルギーみたいなものが 抜け落ち…

つまらない、を考える

つまらない、と感じることが多い 端的に怠慢だと自覚している ツマラナイとは 状況に対して「満たされない = 不満」を抱えている状態のことである。 「なんか、つまんないなぁ」 というとき その原因が自分にあることを忘れてしまう。 「満たされない」とい…

情を考える

前項の文章(https://syotaro-nakahara-gg.hatenablog.com/entry/2019/10/12/075857)は大分めちゃくちゃだった。 何が言いたかったかというと、 楽な生活、苦労ばかりの生活 どちらも同じことで 幸せとは本質的に関係しない。 ということだ。 幸せは情だ、 と…

生産性を考える

理屈などは、 結局本質に成り得ないのである 情の波こそ何よりも大切にすべきで そのアンテナを磨くこと 社会が仕組み化するほど 生活は楽になった 歯車をこさえて、上手に組み上げることが、 生活を楽にすることが、幸せなんだと 宗教にように信じている 楽…

眠れない夜を考える

眠れない夜とは 文字の通りの意味でも使うが もう少し拡張することができて いわゆる「夜」という時間軸に無くとも、 眠れない夜と表現できる場合がある。 眠れない、という用言と結びつき 「眠れない夜」という句になっていると 夜という言葉を含みながら、…