思索記

ものを考える。詩。

しょうもねえ歌うたっちまった

しょうもねえ歌歌っちまった。しょうもない人生生きてるからだ。お酒を飲むと腰の付け根が痛くなる。セイコーマート、最後の一個のホットシェフ、お前は本当に最高だなあ、ひきつって笑う頬。もうすぐ春が来るって匂いがするけれど、アスファルトの固さに気づかない足の裏、やっぱり間が抜けているらしい。何かに疲れてしまっているようで、何もしていない宙ぶらりんの手足が、ゆやーんゆよーんと宙やと揺れる。やっぱり間違ってる。あと人生で何回、硬い床で寝られるんだろうか?なんにもなかった。しゃがれ声で歌ってくれ、マーシー、いつまでも。爆音でギターをかき鳴らすだけで幸せになれる自分でいたい。本当の爆音を君は知っているかい?って、気障な台詞がシナプスする。俺はきっと知らない、忘れてしまった。いつも考えていることは、いつもしていること。いつもしていることは、いつも考えていること。お前、今何考えてるの?手遅れになる前に、早く禁煙したほうがいい。やめちまえよ、そんなもの。カツ丼かっくらって眠る。