思索記

ものを考える。詩。

つまらない、を考える

つまらない、と感じることが多い

端的に怠慢だと自覚している

 

ツマラナイとは

状況に対して「満たされない = 不満」を抱えている状態のことである。

 

「なんか、つまんないなぁ」

というとき

その原因が自分にあることを忘れてしまう。

 

「満たされない」という言葉には

自分の外にある、他人や状況に

「満たしてもらいたい」という甘えた態度がある。

 

満足するも、しないも

自分の価値観でしかない。

自分の中の問題なのに、

自分の外に解決を求めるのが間違っている。

 

ツマラナイの解決は

徹頭徹尾、自ら行うしかないのだ!

 

茨木のり子という詩人が

「自分の感受性くらい」

という詩を書いている。

 

“ぱさぱさに乾いていく心を

人のせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて”

 

気を抜くと、甘えてしまう

それもまた人間らしくて

僕は嫌いではないんだけど

 

いつまでたっても

誰かや何かに寄っかかっていたら

自分で立てなくなってしまうじゃあないか

 

五体満足、二本の足で立っているのに

ホントのところで、自分で立ってないんじゃ

なんて諧謔!おもしろくもない

 

何がどうだったら

自分は満たされるのか

 

手前の脳みそでしっかり考えて

テメエで満たしていくしかない

 

もうすぐ冬がやってきそうな

寒い日が続いているけど

 

自分の中に

風通しの良い部屋を持って

だらり、日向ぼっこをするような

そんな余裕を持って

 

自分を満たす努力をしていきたい