思索記

ものを考える。詩。

人として生きるを考える

人として生きることには、2つの側面がある。

 

人は豊かに生きようとしている。

 

豊かに、生きるというのは

 

「豊か」を求めることと

「生きる」を維持すること

 

この2つの作業に分かれる。

 

まずは生物として生きなくてはいけない。

生きるを維持する。

お金を稼ぐ、

他人とうまく付き合う、

掃除をして、

歯を磨く

ストレスは発散して

身体を動かす

嫌なことは避け、

やらばければいけないことをやる

 

これらは全て生きるためのこと

 

動物であればこれでいいが

中途半端に神様の知恵をもらった私たちは

もう1つ、「豊か」を求めていく

 

音楽をきく、

音楽を作る、

絵を描く、

絵を見る、

スポーツをする、

映画を見る、

旅行に行く、

異性と遊ぶ、

本を読む、

温泉へ行く、

スキーをする、

友達と酒盛りをする、

うたう、

踊る、

 

生きるを維持した上で、豊かを求めるというのが人間のやっていること、やっていくことだ。

 

ここを区別して考えることが大切だ

どちらも大切だが、同じではない。

違うものを同一視ことは危険だ

対処ができなくなる。

 

また、豊かさは生きがいと言い換えられる

あなたはどのように自分の生き方を豊かにしますか?

何をすることが、豊かさを産むんですか

 

僕は表現でした、

 

お金も稼げないし、

人付き合いもうまくなく、

生きることは上手くないが

 

表現することは僕の人生を豊かにすることだから、下手でもなんでもやっていきたいのです

 

不自由なくても人生がつまらないのは

生活に追われてか、

忘れているのか、

豊かさを求めることを怠っているのではないか

 

本当にやりたいことをやるのが幸せ、とか、薄っぺらくて嫌いだ、抽象的すぎる

 

豊かさを具体化するのがいい、言葉遊びでしかないかもしれないが、手垢のついた言葉で大切なことをいうのは伝わり方に問題がある

 

生きることが上手にできてないから僕はまず

お金をしっかり稼いで、

人との付き合い方を学んで

ちゃんと食べてちゃんと寝る

 

生きることは上手なのに、なにか物足りない人は

豊かにすることを考える

何をしていたら豊かさを感じるのか

 

あなたの1日でした行動のうち、

豊かさのための行動がどれくらいあったか

生きるための行動しかないんじゃないか

 

そんなことを考えました

 

人間の生き方には

2つの側面がある

 

豊かさを求めていくこと

生きるを維持すること

 

どちらも大事だ