2021-10-26 雨のこと 詩 首の角度を少しだけ上げると 街の隙間にめいっぱいの晴天 こんなにゆっくり雲が流れるのだから 私ももっとゆっくり生きようと思う 先週は雨が続いた 雨雲で暗いのはきらい 傘を持つことも 靴が濡れるのも嫌いだから 簡単に 裏返らないめんこみたい ちょっとだけ 強く叩かれたらどうしよう 私の気持ち いつか雨のことも好きになれるだろか